あゆみの日記

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【あなたの地域の指定ゴミ袋はいくら?】福岡都市圏6自治体(福岡市・北九州市ほか)ごみ袋価格ランキング2025年版

※この記事は2025年10月現在の価格です。

福岡市のごみ袋

福岡市のごみ袋。45Lで450円



福岡都市圏への引っ越しや転勤を控えている皆さん、こんにちは!

日々の生活コストの中で意外と見落とされがちなのが「指定ごみ袋の価格」です。

福岡県はごみ袋にお金がかかります!泣

以前東京に住んでいたことがあるんですが、

ごみ袋にお金がかからないということを知って驚きました😲

自治体によってごみ処理費用を市民がどれだけ負担するかが異なり、この価格が毎月のランニングコストに直結します。

この記事では、福岡市を中心とした主要6自治体の指定ごみ袋の価格を徹底比較。

現役ママとして生活コストを細かくチェックしてきた私が、単価ランキングから価格設定の傾向、そして賢く節約するための裏技まで解説します!

 

この記事でわかること(導入文のまとめ)

この記事を読むことで、以下の6自治体の指定ごみ袋(燃えるごみ)の正確な価格と、その背景にある地域特性がわかります。

  • 価格データ公開: 福岡市、北九州市、久山町、新宮町、福津市筑紫野市 の45Lおよび主要サイズの指定ごみ袋の正確な単価がわかります。

  • 価格設定の仕組み: なぜ地域によって価格差が生まれるのかの考察。

  • 賢い節約術: ごみ出しコストを抑えるための具体的なテクニック。

 

なぜ地域でこんなに違う?比較対象6自治体のごみ袋価格の仕組み

ごみ袋の価格が自治体によって異なるのは、ごみ処理にかかる費用負担の仕組みが違うためです。単に袋の製造コストだけではない、重要な意味が込められています。

 

指定袋の価格に含まれる「処理手数料」とは

指定ごみ袋の価格には、主に以下の2つの費用が含まれています。

  1. 袋の製造・流通コスト: ごみ袋そのものの費用。

  2. ごみ処理手数料(受益者負担: 収集運搬、焼却、埋め立てなど、ごみ処理にかかる費用の一部を、排出者(市民)が負担する仕組み。

福岡市のように安価な設定は、処理費用を税金(公費)で多く賄い、市民の負担を軽減している傾向。一方、久山町のように高額な設定は、受益者負担の意識を高め、ごみ減量を強く促す目的があると考えます。

 

調査対象6自治体(福岡市、北九州市、久山町、新宮町、福津市筑紫野市)の選定理由

主に子育て世帯や人口がが多い地域を中心に選びました。

  • 福岡市・北九州市: 福岡県を代表する二大政令指定都市の動向を把握するため。

  • 久山町・新宮町: 福岡市近郊のベッドタウンとして、子育て世帯が多く住み、近くにイケアやカインズなど発展してきているため。

  • 福津市筑紫野市: 福岡都市圏の郊外・広域圏で、子育て世帯の移住者が増えている地域の傾向を見るため。

【データ公開】福岡県主要6自治体ごみ袋価格比較ランキング2025

家庭用指定ごみ袋の単価を比較し、ランキングを作成しました。

 

45L(大サイズ)ごみ袋:単価ランキング(燃えるごみ/1枚あたり)

順位 自治体名 45L/10枚の価格 1枚あたりの単価 傾向(クリック/タップで詳細)
1位 福岡市 450円 45円 最も安価。政令市として公費負担が大きい?
2位 筑紫野市 500円(※) 50円(※) 単価制(50円/枚)を導入。福岡市に次いで低価格。
2位 北九州市 500円 50円 福岡市に次いで低価格。
4位 福津市 625円 62.5円 -
5位 新宮町 630円 63円 -
6位 久山町 1,050円 105円 最も高価。ごみ減量への意識が高い?

(※)筑紫野市は1枚50円の単価販売のため、10枚換算で500円。

 

20L〜30L(中サイズ)ごみ袋:単価比較(燃えるごみ/1枚あたり)

自治体の主要な中サイズ帯(20L〜30L)の指定袋の単価比較です。

 

自治体名 容量 10枚の価格 1枚あたりの単価 45Lとの価格差傾向
福岡市 30L 300円 30円  
筑紫野市 27.5L 300円(※) 30円(※) 27.5Lで30円/枚の単価販売。
北九州市 30L 330円 33円 -
新宮町 30L 370円 37円 -
福津市 30L 400円 40円 -
久山町 30L 700円 70円 45L同様、高い単価設定。

(※)筑紫野市は1枚30円の単価販売のため、10枚換算で300円。

 

▽参考サイト:

指定袋と粗大ごみ処理手数料納付券の料金について - 北九州市

久山町指定ごみ袋・粗大ごみシール販売店/久山町

福岡市 指定袋の種類・容量はどんなものがあるのか。

家庭ごみの出し方 - 筑紫野市ホームページ

https://www.town.shingu.fukuoka.jp/material/files/group/4/kateigominodasikatapart4.pdf

https://www.city.fukutsu.lg.jp/material/files/group/21/R7gomipannhu.pdf

 

6自治体比較から見えた!価格設定の傾向と地域特性

正確なデータから、福岡都市圏の自治体のごみ行政に対する考え方が明確になりました。

 

福岡市と周辺自治体の価格差分析

  • 福岡市: 45Lの単価が45円で6都市の中では一番安い結果になりました。やはり政令指定都市であり税収が大きいためなのかな?と思います。

  • 久山町の高価格設定について考えた: 1枚105円と、福岡市(45円)の倍以上の価格です。久山町のように高い価格設定は、受益者負担」の意識を極限まで高め、「ごみを出さない生活」を強く市民に促すことを目的としているのかと思います。

参考サイト:久山町定例会議より

https://www.town.hisayama.fukuoka.jp/material/files/group/12/88808412.pdf

 

久山町、新宮町、福津市筑紫野市など周辺自治体の価格設定傾向

周辺自治体は、単価50円~63円の間に収まり、大規模都市と比べてコストは上がりますが、市民への一定の負担を求めるバランス型と言えます。

 

指定ごみ袋制度がある地域での節約術

ごみ袋の単価が安い地域でも、ごみ減量は必須です。特に久山町のように高額な地域に住む場合、私のような現役ママが実践している節約術は必須です。

 

費用を抑えるためのごみ減量テクニック

  • 生ごみの水切り徹底: 生ごみの約80%は水分です。水分を徹底的に切るだけで、燃えるごみの量が劇的に減り、臭いも軽減され、ごみ袋代の節約につながります。

  • 資源ごみは完璧に分別: 燃えるごみ袋が高い場合、プラスチック製容器包装、紙、缶、瓶などを完璧に分別し、無料の資源ごみとして排出することで、燃えるごみの量を最小限に抑えましょう。

  • コンポスト・水切り器の活用: 生ごみ処理機や簡易コンポストを導入することで、特に生ごみの多い世帯はごみ袋の消費を大幅に減らせます。

  • 購入するとき本当に要るのかすごく考える:購入するとき、これは本当に必要か?を何回も自分に問いかけます笑。

 

ごみ出しルール以外で使える自治体サービス

ごみ袋の排出以外にも、各自治体が提供しているリサイクルサービスを積極的に活用しましょう。

  • 拠点回収の活用: 市役所や公共施設、スーパーなどで、古紙や不用品などの特定品目を無料で回収しています。燃えないごみ袋の消費削減につながります。

  • ごみの持ち込み: 可燃、不燃、資源ごみを受け入れている施設に自分で持ち込むことができるようです。行く手間はかかりますがゴミ袋代が少し浮くかたちになります。

▽参考サイト:

www.city.fukuoka.lg.jp

 

まとめ:生活コストとしての指定ごみ袋の重要性

【あなたの地域の指定ゴミ袋はいくら?】というテーマで福岡都市圏の価格を比較しましたが、指定ごみ袋の価格は、住居費や食費のように大きなウェイトを占めるわけではありませんが、毎日の生活意識に深く関わる重要なコストです。

福岡市と久山町では45Lの単価に約60円もの差があることがわかりました。引っ越し先の地域を選ぶ際は、「ごみ袋の価格」だけでなく、「分別のルール」も含めて事前に確認し、賢くごみと向き合い、福岡での新生活をより豊かにしてくださいね!